【超ざっくり解説】コーヒー豆焙煎を「3分割」で考察する。

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今回は、「コーヒー焙煎をざっくり3分割」で解説していきます!

コーヒー豆焙煎を始めようと思うんだけど…

そんなココちゃんのために、
今回は、あまり難しいことには触れずに、コーヒー豆焙煎についてざっくりと解説するね!
「ひつじ珈琲の珈琲研究所」の動画を参考にさせていただきました。!
【焙煎を3分割】ざっくり考察する。

コーヒー焙煎をざっくり3つに分けて考えます!
ざっくりとこのような感じです。
①準備段階

まずは、準備段階です。
ここで押さえておきたいポイントは、
「水分を利用し、豆の中心まで熱を入れる」ということです。
お肉を焼く時などは、「表面を焼いてから中にじっくり火を入れていく。」
といったイメージですが、コーヒー豆の焙煎においては、「全く逆」です。
「中心に熱を届けてから、外を焼いていく。」そんなイメージです。
豆の中心までしっかりと火を入れる時に重要になるのが
「水分」です。
熱は、水分を利用して、豆の中心へと届けられます。
表面を焦がさないように、まずはじっくりと中まで火を通し、美味しさの素となる「前駆体」を作っていきます。
生焼けになってしまった豆は、青臭いような匂いになります。
②美味しい物質を作る段階

第2段階は、美味しい物質を作る段階です。
準備段階で、しっかりと前駆体を生成し、
温度帯が約130℃〜150℃になると、メイラード反応が始まります。
メイラード反応とは、簡単にいうと物質が茶色くなってくる現象のことです。
(玉ねぎが飴色になっていく反応と同じ現象です。)
このメイラード反応によって、甘味が形成されていきます。
火力をしっかりと与えながらも、焦がさないように注意して、美味しい物質を作っていくのがポイントです。
焙煎がさらに進むと、1ハゼが起こります。
③味付けの段階

第3段階では、味付けの段階です。
1ハゼが始まると、メイラード反応から、カラメル化(ショ糖が黒くなる現象)に変わっていき、
「珈琲らしい香ばしさ」が作られていきます。
注意点として、
ハゼが始まると、一気に豆の温度が上昇するので、
焦がさないためにも、火力を抑えて、反応をゆっくりにするのがポイントです。
あとは、好みの焙煎度のところで上げれば焙煎は終了です。
以上がざっくりとしたコーヒー豆焙煎の解説になります。

焙煎の大きな概要については、理解できました!
①準備(前駆体の生成)、②美味しさ作り、③味付け。ということですね!

そういうこと!
実際は、もっと細かい分岐点はあるけれど、まずは大きな概要をつかんでおこう!
別記事にて、「目安時間」でも解説していますので、参考になれば嬉しいです!

理論はともかく、とにかくやってみよう!

以上、焙煎の簡単な概要でした!

今回、学んだ大きな3つの流れをイメージして、焙煎をやってみます!

ぜひやってみて!
とはいえ、まずは理論は考えずに、思い切ってやってみよう!
ということで、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!