【初心者必見】コーヒー豆焙煎で、焙煎状態を測る「目安時間」
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- コーヒー豆焙煎をこれからやってみたい人
- コーヒー豆焙煎初心者の人
- 焙煎の目安時間が知りたい人
前回、家庭でも簡単にできる焙煎セットを紹介させていただきました。
今回は、実際に「焙煎をやってみよう!」ということで、時間別に焙煎の流れをまとめてみました!
まだ焙煎をやったことがない、焙煎を始めたけどなかなかうまくいかない!
という人は、参考にしてみてください。
さて、コーヒー豆の焙煎タイムです!
コーヒー焙煎の目安時間
などなど、初めての方などは色々わからないことがあると思いますが、
焙煎経過時間のよって、「焙煎の状態(流れ)の目安」があるので解説していきます!
※前書き
焙煎理論は、人によって全く異なるので、あくまでも参考程度にしていただけますと幸いです!
<0分:焙煎スタート>
焙煎スタート。
手鍋、焙烙、手廻しロースター(サンプルロースター)の場合は、器具を事前に温めておく。
(「暖気をする」と言います。)
手網や、手廻しロースター(アウベルクラフトなど)は不要。
<3-5分:蒸気が出始める>
水分が蒸発し始め、水蒸気が出てきます。
<5-8分:生豆の色が変わってくる>
メイラード反応が起きて、生豆が少しづつ、黄色っぽく、茶色っぽくなってきます。
<7-11分:1ハゼ>
パチパチと、1ハゼは始まるので、火力を少し下げます。
・手網焙煎=火から少し遠ざける。
・手鍋焙煎=火力を弱め、蓋を開け閉めする。
・焙烙焙煎=火力を弱めたり、振るスピードを早める。
・手廻しロースター=火力を弱めたり、回転スピードを上げる。
1ハゼが始まった後、火力を弱めたり、焙煎器具を日から遠ざけたりしないと、
1ハゼと2ハゼがくっついて、生焼けになる可能性があるので要注意。
<9-13分:1ハゼが終わる>
1ハゼ開始から”約2分程度”で、1ハゼが終わる。
1ハゼが終わったら、2ハゼに向かって少し火力を上げます。
このときの火力は、最初の火力よりも少し弱い程度。
<10-15分:2ハゼ>
ビチビチと2ハゼが始まります。
1ハゼの「パチパチ」とは少し音が違うので、耳をすましてよく確認。
(1ハゼ同様に)火力を少し落とします。
2ハゼが始まってからは、一気に焙煎が進むので、煎り止めの準備も整えておきます。
(=ざる、ふるいにあけるタイミングに備えます。)
<11-16:煎り止め(焙煎終了)>
2ハゼが進み、真っ黒になる前に焙煎終了。
豆を、ざる(ふるい)に取り出し、うちわや扇風機で一気に冷却します。
ここですぐに冷却しないと、余熱で焙煎がどんどん進んでしまうので、お気をつけ下さい!
以上が、焙煎時間の大まかな流れです。
今回は、2ハゼまでしっかり入れる「深煎り」をベースにまとめてみましたが、
1ハゼ終了時や、2ハゼ直前で煎り止めすることで、「浅煎り」や「中煎り」仕上げも可能です。
焙煎記録シート
はかりで、焙煎前と焙煎後の重さや、タイマーで焙煎時間を計ったものを、
毎回「焙煎度記録シート」に記録しておくことをお勧めします!
焙煎記録をつけておくことで、自分の好みの焙煎に仕上がった時に、見返すこともできますし、
安定して同じ味(焙煎)を作ることもできます。
簡単な焙煎記録用紙を作成しておきましたので、必要な方は以下からご利用ください。
【自分の好みの焙煎時間を探そう】
以上、焙煎経過時間による、焙煎の状態(流れ)の目安まとめでした!
焙煎を行うときは、1ハゼのタイミングや、2ハゼのタイミングなど、
しっかと時間経過による目安を作ると、とても焙煎しやすいです!
実際には、コーヒー豆の焙煎時間は人の好みが無限にあるように、その方法は無限にあります。
煎り止めを20分台、30分台にする人もいれば、1度焙煎したものをもう1度焙煎するダブルローストなど、そのこだわりは、様々です。
ただ、自分の焙煎理論や、自分の好みの焙煎を追求することが、コーヒー豆焙煎の面白さであり、醍醐味だと思います!
いろんな人の体験談や意見を参考にしながら、ぜひ、自分好みの焙煎を追求していきましょう!