【で、結局?】コーヒー豆の保存方法は、条件ごとに変えるべし!

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- コーヒー豆の保存方法が知りたい
- 焙煎度にあったコーヒー豆の保存方法を知りたい
- 自分の環境にあった豆の保存方法が知りたい
今回は、「焙煎後のコーヒー豆保存方法」に関する内容です!

コーヒー豆の保存方法って、常温?冷蔵?冷凍?とか色々言われてるけど、結局のところ、どうやって保存するのが、一番いいんだろう…..
….と思うことはありませんか?
【結論:豆の焙煎度や季節、環境で保存方法は変わる!】です。
基本的な保存の前提条件から、自分の状況に合わせた保存方法をご紹介していきます!

記事の最後にロードマップを作成しておきましたので、是非最後までご覧ください!
生豆の保存方法を知りたい方はこちら↓↓

コーヒー豆の保存方法で抑えるべき4つのポイント

コーヒー豆は「腐る」というよりは、「酸化して劣化が進む」ことで、風味が落ちます。(エイジングと言う場合あるので、全てが否定的というわけではありません。)
その豆の劣化を防ぐ手段として、保存する際に上記の4つポイントを意識することが大切です。
ただし、上記のこと忠実に全て守る必要はありません。
ここで、知っておいて欲しいことは、それぞれ4つのポイントが、豆の鮮度についてどういう影響を与えるのか。
ということです。
それぞれのポイントを解説していきます。
【①温度】
・温度が高い → 劣化の速度が速い
・温度が低い → 劣化の速度が遅い
【②湿度】
・湿度が高い → 劣化の速度が速い
・湿度が低い → 劣化の速度が遅い
【③直射日光】
・直射日光にあたる → 劣化の速度が速い
・直射日光を避ける → 劣化の速度が遅い
【④酸素】
・酸素に触れる機会が多い → 劣化の速度が速い
・酸素に触れる機会が少ない → 劣化の速度が遅い

大前提として、この4つのポイントが、豆に与える影響をしっかりと覚えておくことが大切ね!

そうだね。ますが、大前提を覚えておこう。
では次に、豆の焙煎度によって、どうのように保存すればいいのか解説するね!
【焙煎度別】で「飲み頃」について考える

次に、「豆の焙煎度」と「飲み頃」について考えてみます。
それぞれの焙煎度によって、一般的に言われる「飲み頃」というのは異なります。
※「飲み頃」というのは、個人差があるので、あくまでも一般的な見解で解説します。
【①浅煎り】
「浅煎りの飲み頃 = 3日〜2週間」
→酸味や風味の劣化が速いため。
【②中煎り】
「中煎りの飲み頃 = 1週間〜3週間」
→浅煎りと深煎りの中間
【③深煎り】
「深煎りの飲み頃 = 2週間〜4週間」
→酸味や風味は浅煎りに比べて少なく、味が落ち着くまでに日数がかかるため。

うんうん..なるほど。浅煎りのほうが、焙煎後から速い時期に楽しめるポイントがきて、
深煎りの場合は、楽しめるポイントが来るまで少し時間がかかる、ってイメージだね!

その通り!
もちろんどのポイントが一番楽しめるか、というのは人によって好みがあるけど、焙煎度別で見るとこのような前提があることは知っておくとは大切だよ。
【季節別】春、夏、秋、冬の気温を考える

・春 → 冬夏の間
・夏 → 温度、湿度が高いため、酸化(劣化)の速度が速い
・秋 → 夏冬の間
・冬 → 温度、湿度が低いため、酸化(劣化)の速度が遅い
季節ごとの、環境条件(温度や湿度)を考慮すれば、夏と冬の酸化(劣化)の速度に違いが出てきます。
【保存期間別】常温?冷蔵?冷凍?

コーヒー豆の保存に関して話をするときに、1番の大きな話題になるのが、
常温?冷蔵?冷凍?問題
これらに関しては、上記で説明した「季節別」「焙煎度別」と関連しますが、
自分が「どれくらいの期間コーヒー豆を保存したいのか?」
あるいは「どのくらいでコーヒー豆を飲みきりたいのか?」
によって、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存、どれか良いのか変わってきます。
【①常温保存 =2〜4週間以内】
・常温保存 = 劣化の速度は速いです。
【②冷蔵保存 =3週間〜1ヶ月半】
・冷蔵保存 = 冷蔵庫に入れるだけで、かなり劣化を防ぐことができます。
【③冷凍保存 =2〜3ヶ月】
・冷凍保存 = 1ヶ月後でも、ほぼ焙煎直後と変わらないくらいまで、酸化(劣化)の速度を落とすことができます。

サクッと飲み終えるなら常温保存でいいし、少し長めにストックしておきたい場合とかは、冷凍庫に入れるといいのね!

サクッと飲み終えるなら常温保存でいいし、少し長めにストックしておきたい場合とかは、冷凍庫に入れるといいのね!

↑↑冷蔵・冷凍の際の注意点は必ず押さえておきましょう!
今の環境でのベストな保存方法を探そう!
- Q1
- 焙煎後のコーヒー豆を保存する4つのポイント 「温度・湿度・直射日光・酸素」 について理解しましたか?
コーヒー豆の保存は、基本と押さえて環境に応じる
コーヒー豆を保存するときの抑えるべきポイントは、
「温度、湿度、直射日光、酸素」の4つです。
これを踏まえた上で、
「焙煎度、季節(気温)、保存したい期間(飲み切る予定期間)」を考慮すると、
今の自分にあったベストな保存方法が見えてくるかと思います。
自分の環境に合わせた方法を見つけて、コーヒーをより楽しみましょう!
それでは、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
